グリーフケア実践セミナーを開催 ― 行政書士ADRセンター東京様にて
1月25日(日)、行政書士ADRセンター東京様のご依頼を受け、
「グリーフケア実践セミナー」を開催しました。
当日は対面とオンラインのハイブリッド形式で開催され、70名近い方にご参加いただきました。
調停や相談の現場では、法律的な解決の背後に、人それぞれの喪失体験や感情が存在しています。
本セミナーでは、ADRの実務者がその背景を理解するためのグリーフケアの視点を共有しました。


実は私自身、ADRセンターでお話しするのは今回が初めてでした。
これまでは主に、医療や介護、保健センターなど、いのちに関わる現場でお話しする機会が多くありました。
今回お声がけをいただき改めて感じたのは、調停や相談の場においても、法的な解決だけでは整理しきれない「心の痛み」に触れる場面が決して少なくないということです。
相続の背景には大切な人との別れがあり、離婚の裏には家族関係の喪失があります。
また、災害やペットロスも、深い悲しみを伴う体験です。
本セミナーではまず、「グリーフ(悲嘆)」とは何かについて共有しました。
グリーフは死別だけでなく、人生のさまざまな喪失に伴う“自然な反応”です。
ADRの現場で向き合う相談の背景にも、当事者それぞれの『感情』や『物語』があることを見つめ直しました。
グリーフケアは、専門的なカウンセリングではなく。
実務者として当事者を理解し、安心して対話できる場を提供するためのグリーフケアの視点、そして支援に携わる側のセルフケアの大切さについてもお話ししました。
参加者の皆さまと日々の実務を振り返りながら意見を交わし、学びを深める時間となりました。
なお、1月8日(木)には賀詞交歓会にもお招きいただき、昨年からのご縁をきっかけに今回の研修の機会をいただいたことを、大変ありがたく感じています。
グリーフケアの視点が、ADRや区民相談、相続業務など、さまざまな場面で少しでもお役に立てましたら幸いです。
このたびは貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。
Sorairoでは、医療・福祉・教育・行政・法律分野など、
さまざまな現場に向けたグリーフケア研修を行っています。
ご関心のある方は、お気軽にご相談ください。

